過去、実際にアメリカ・カルフォルニア州サンフランシスコで発生した未解決猟奇連続殺人事件をモチーフにした作品です。
地元新聞社に送った声明文に「ゾディアック」と自身の名前を記載されていたのが、作品タイトル名の由来。
主人公は新聞記者で、独自にゾディアックの調査を行います。
何度も現場検証をし重要な目撃証言を得るも、なかなか犯人にはたどり着けません。
しかしゾディアック事件の確信には近づいていたようで、正体不明の相手から脅迫電話が来るように。
果てしてこのまま犯人を見つけられるのか・
未解決猟奇連続殺人犯・ゾディアックは広範囲で殺人を行っていました。
これが殺人事件を連続殺人だと関連づけられなかったり、各警察署との情報共有の妨げになったんですよね。
日本の警察も、所轄が違う地域の調査って出来ませんよね。
そういう流れがアメリカの警察にもあり、連続殺人だと断定するのに時間がかかりました。
時間経過すれば物的証拠はなくなってますし、目撃証言もなかなか集まりません。
結局警察はゾディアックを逮捕できませんでした。
この難事件に1新聞記者が挑もうというのですから、なかなか見ごたえありました。
前半は有力な手がかりを得ても、なかなか犯人まで辿りつきませんでした。
しかしあきらめかけた時に新証言を得、ゾディアックではないか?とある人物を特定するまでに至ります。
これまでに集めた証言とも一致します。
各殺人事件が起きた時、その地域にその人物は住んでいたことまで判明します。
そしてとうとうその人物と対面することに・・。
とうとう犯人登場か!しかし1新聞記者が会ったらヤバクない?なんて感じでこのシーンはハラハラドキドキしました。